2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

朝の大聖寺川、夕暮れの犀川(初夏、を感じた日曜日)

朝は大聖寺川へ。やや釣り人多く、小さな渓魚が多い。素晴らしい渓相なのだけど。それでも22cmのヤマメとイワナを一本づつ持ち帰ってまずます満足した。川から上がって、空を見たら青い。初夏の風に吹かれた。春はもう終わってしまった、と思った。 夕方、犀…

短い春の匂い

ある日、暖かい大気の流れを感じた。春が来た、ように感じた。 関東や関西ではお彼岸の頃に感じる「あの感じ」が、ここでは一月遅れ。だから、桜の頃は肌寒く、緩い大気の中で酔うような夜桜は楽しめない。その代わり、染井吉野でない桜が沢山あるここでは、…

余韻のなかで

朝目覚めると、まず山を眺めている。暖かくなったり、冷えたりを繰り返しながら、雪形が小さくなっていく様を日々、感慨もなく眺めている。 そして街なかの桜も緩慢に散り始めている。ゆっくりと柔らかい大気のなかで消えていくような時間が続く。 今朝は山…

こんな春の一日があるから:雪の渓谷・花見

朝4時半に目覚ましが鳴る。薄明のなか支度をし、クルマを走らせる。谷間についたのは明け方。周囲は雪の壁。山の上に細い月が見える。 川に降り、仕掛けを取り付ける指先が凍える。放射冷却で0℃近くまで下がっているようだ。寒さの中で糸を垂れるがアタリは…

能劇「群集(くんじゅ)の人々桜の下に」@花のアトリエ こすもす

すっかり冷え込んだ金沢。そのなかでも、古い町屋は寒い、のだろうと思った。 実は能をみたことがない、ので、キーン氏講演会でも触れられた世阿彌、とかの世界に興味があった。 そんな仕掛けがなくたって、元来、異界との接点のような築70年(くらいだっ…

寒い桜の候(卯辰山)

先週末から東から客人が。桜が満開になった瞬間、寒気で桜花がピン止めされたようになっている。それでも、卯辰山に案内したり、そんな時間を過ごしている。年度はじめで忙しく、音はあまり聴いていない。 もう知ってから20年以上の友人。同じ職場に居たのが…

雨降り前の犀川河畔

年度末・年度はじめの仕事の準備であたふたしている。だから、あまり音楽を聴いていない。 何か気分が下向きなこともあって、随分長い間走っていなかった。雨降り前の暖かい朝、桜も気になってきたので、本当に久しぶりに犀川河畔を走った。10km。体が動かな…