2015-01-01から1年間の記事一覧

中川ワニさんと現代ジャズを楽しむ会@cowry coffee on 2016年1月4日

門脇君のcowry coffeeに中川ワニさんがやってくる。面白いアルバムが聴けたらいいな、と思う。 エッジを修繕していたcowryのタンノイも直ったみたいだし。 以前のワニさんのジャズ本も面白かったのだけど(ガイドブックとして、あまり役に立たないから面白く…

年の瀬に

etc

CDのようなディジタル音源は全てデータにして、iTunesで管理している。だから、まあ重複する買い物も少なく(なくはない)、手の内にあるような感覚になっている。その代わり、データを抜かれ、抜け殻になっていないものの、意識が向けられないCDが放置に近…

音に埋没すれども

自分でも思うが、かなりの時間、音に埋没している。 そして、もはや記録手段としての記憶が怪しいので、メモをブログとしている。 そのなかで、興味が続いていること: (1)ECMのレコードを番号順に聴き、ECM自体の変遷、つまりアイヒャーの興味・指向の変遷…

皇居を走る

昨日から、仕事で関東へ。夜はいつものように湯島、清水坂のあたりに泊まる。 そして、いつもの穴蔵のようなバーで呑む。 いつもは静かなのだけど、自意識過剰な医学系研究者の甲高い愚痴に少々辟易。まあ隣の後輩がゆっくり話を聞いて、うまく相槌を打って…

金沢のようでない金沢の空、そして久しぶりに走ること

日曜日から晴れ続けている。金沢のようでない金沢の空を眺めている朝。黎明の頃から、透き通った光景が広がる。空には三日月と金星が光っている。 やがて遠くの山並みにも光が当たり、雪嶺が浮かび上がる。そんな、いつもの12月と異なる開放的な空気を楽しん…

モノクロームの12月

昼間から雷が鳴る、騒がしくも沈黙したような大気に包まれる季節がはじまった。 時々刻々景色が変わっていく。何時も眺めていて飽きない。目を離すと、光景が変わっている。 自室からは空の半分くらいが見えるのだけど、荒天から好天までが千切れてコラージ…

今朝の山並み

ほとんど曇りか雨、そして先週ははじめての積雪。まれに晴天。そんな暗いduty ratioの日々が続く。 今朝は明るい日差しで眼が覚めた。遠い山並みが見え、積雪の様子もぼんやり浮かんでいた。 山並みの移ろい、が楽しみになってきた。

冬の前に

冬の前に、柔らかな光が注いでいる休みの昼下がり。 さて何をしようか、と思うこともなく、レコードを回し続けている。

本多町の奥でのこと

先日、金沢の路地や坂での不思議なこと、について少し書いた。路迷いに誘い込むような何か、戯れてくるような何か、そんなものを感じることがある、という話。いわゆる霊感、のようなものが全くないボクであっても。 昨日は東京から再びやってきたSさんと金…

こちらの空

11月の北陸には珍しい晴天、連休の最終日。昨日まで、印度支那半島にいた記憶が薄れるほどに、ここの空気に馴染んでいく、感じ、が気持ち良い。 夕暮れ時に独り部屋で空を見ていたのだけど、こちらの空、の淡い色彩感に気持ちが引っ張られた。一瞬、西の方…

金沢に同期を迎える

1週間ほど前の話。 金沢に隠遁気分で住んでいる。だから他所と係わる仕事をお仕舞いにして、渓流釣りをしたり、呑んだり、という日々を過ごしたいのだけど、往生際が悪い。日々、現役感との相克のなかにある、といってもいい。まずは海外に出かける仕事から…

乾期のバンコク(DAY-3)Do nothingの一日

三日目は休養。それが全ての短い滞在。いつものことだけど、Do nothingの一日、を過ごす。部屋でビールを呑む、体を揉んでもらう、長足と夕食を食べる。それだけ。どこも行かないで、仕事少々と、本を読む。今回は日本時間で過ごし、深夜、酒をあまり呑まな…

バンコク・アソーク「North East Family」イサーン料理店

バンコクのホテルで、仕事をしながら息抜きに写真を整理。 昨夜はアソークの交差点にあるイサーン料理店で食事。小さな店なので、居心地は良さそう。イサーンはバンコクの東北部。 さすがに同じ店ばかりなので、少し探してみた。基本的にスパイシーだった。

乾期のバンコク(DAY-2-2)second half of the day

乾期なのに雷鳴まで聞こえた日中。モノクロームの雲が沸き上がるように見えた。陽が沈むと、原色の光景が染み、のように広がりはじめた。 19時頃のASOKに立っていた。喧噪はこれからだ。

乾期のバンコク(DAY 2)雷鳴が聞こえた日

乾期のバンコクで雲が出ているのを見た記憶がない。湿度が高い。流れる汗に驚いた。仕事の帰りには、雷鳴まで聞いてしまった。 昼前から仕事に出かけ、来年の行事の見直し。この5年余り成功裏に行ってきたのだけど、少し難しくなりそうな予兆が見え隠れして…

乾期のバンコク(DAY 1)

朝、暗い時間から家を出て、時差2時間分だけ昼間が長いのに、投宿したときは夕暮れだった。 乾期のバンコクに着いた。いつものSkumbit soi 11の喧噪の中。 翌日が仕事なので、宿の近くにある屋外の食堂Suk11で軽い夕食。 いつもは夕食の後、なじみのbarでだ…

今朝の光景

今日から暫く出かける。暗い時間から小松へ。雲が多い空だけど、北陸らしく美しい、ように感じた。 飛行機の向こうに見える白山 白山 富士山が見えてきた 横浜沖から

秋の残照のような、一日

金沢マラソンの翌日、強い光の下で目覚めた。走った後、前の職場の同期、知り合って30年以上の知己、と痛飲したので馬鹿なんだけど。 11月の金沢は冷たい雨。日々、陰鬱に寒くなっていく。それが好きなのだけど。それが10月のはじめのような陽気で、犀奥の山…

金沢マラソン:金沢の路をあじわう

昨春より渓流に入りはじめた。それから、山やランニングに使う時間が激減した。渓流釣りの時期が終わった後は山。あまり走らなかった。ボクのなかで何かが変容している。 それでも金沢マラソンには出たい気持ちがあった。市内の路を走る、ということに惹かれ…

岩魚・山女の炭火焼き

昨日は友人達が集まって宴会。持ち寄り材料の炭火焼き。 遠火で炙った岩魚・山女はうまかった。夏の釣果を秋のお仕舞いに頂いた。 金沢の郊外だったので、空を見上げるとオリオン座がくっきりと。 夜半過ぎ遅く、冬の空を眺めて散会した。

11月の金沢

昨日は名古屋から来客があった。かつては異なる会社の技術者同士。また、ともに第二の人生。彼の会社は後から追いかける我々にとって遠く、巨大な存在であった。そんな30年以上前のことを思い出しながら、今は新しいことをやろうかという相談。とても楽しい…

久しぶりの札幌

今週末は金曜から日曜まで札幌に出張。なかなか人遣いが荒い。 まあ金曜日は移動日、土曜は日曜イヴェントの待機、なので楽なのだけど。現在は金沢までの長い帰途。 札幌は晩秋から初冬。中心地から微妙に外れた路地裏に砂塵が舞っていたこと、光の色彩感が…

札幌・すすきの「Jamaica」久々のジャズ喫茶

ジャズ喫茶に行かなくなって、久しい。何故だろう。やはり、知らないレコードと行き当たる、素晴らしい音と知り合える、それが魅力だと思うのだけど、酒場の要素が強くなると、ソチラに意識が行かないからだと思う。だから、結果的には酔狂な焙煎人がやって…

新雪の峰へ(別山・チブリ尾根)・山に霊性を感じるとき

東京からSさんが再びやってきた。6月の残雪期の白山以来の登山になった。いつも秋のチブリ尾根はいいや、って云っていたので。 彼が来ると、食べる・呑むで賑やかしく、楽しい。そして、別山へ向かった。天候は雨から次第に回復。不安な心持ち。 市ノ瀬に着…

200万PV超え(感謝)

etc

200万PVを超え、軽く昂奮している。 2010年3月末にPat Methenyのアルバムについて書いてから5年半、2000日以上が過ぎている。だから平均すると1000PV/dayくらい。100万viewsまでは3年半、200万PVまでの100万viewには2年ちょっと。そんな感じ。ここ数年の毎…

ひよこ(200万PVの夜)

昨夜は、東京から来たSさん達と200万PVお祝いの会食(ウソ、たまたま)。美味しいステーキを頂いた。 300gだけど、まったくペロリ。 (食べ物話は検索でヒットしない形でアップ。地元の名店の予約が難しくなっているからね)

いよいよはじまった下り坂の空へ

いよいよはじまった下り坂の空へ。 驚くほど機嫌がよかった10月の空から、突然、崩れた。そして、約束のように雨が降り、風が吹く。 直に昼間から雷が鳴るだろう。部屋に籠もって、窓から低く垂れ込める雲を、にやにや眺める日々がやってくる。 谷底をうろう…

暗い時候・妖しい坂

少し前に書いた記事では、道迷い、のような形で感情の基部に手を差し込むような、そんな不安感を掻き立てるような狐狸、のようなものについて書いた。決して危ないような感覚はなくて、むしろ悪戯されているような感覚なのだけど、そのときの気持ちの根が切…

またもや仙台

1週間もおかず、再び仙台へ。 今年は縁があるなあ。 短い滞在時間は仕事の他は酒。 案外、ストレスが大きい第二の人生だから、やっぱり酒は友だなあ。トホホ

別山・チブリ尾根往復(ブナの森)

昨日の記事の続き。 ブナの森のなかで過ごす時間が大好きだ。北アルプスの山岳景観の素晴らしさ、を先日改めて認識したのだけど、それとは全く別の世界。鋭角的な世界が北アルプスであるならば、むしろ木々がつくりだす円弧のような滑らかで、そしてフラクタ…