2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夕暮れの頃

この数日、夕暮れが近づくと黄金色の強い光が降り注ぐ。 街が深い金色に染まったあと、幕が落ちたように宵が深まる。 そんな日は早く帰って、ゆっくり時間を過ごしたい。 そんな夕暮れにターンテーブルを眺めていた。半世紀以上前にプレスされたモノラル盤を…

口三方岳(1269m)残雪を求めて再び

日曜日は雨だと思っていた。最近の天気予報は油断ならなく、刻々と予報を変え、結果として晴れることが多い。この日もそう。前夜に晴れることを知って、急に山に行きたくなった。 そんな訳で、急遽、セイモアスキー場から口三方岳へ。昨年の今頃登って、残雪…

犀川上流で1日潰す楽しみ

酒での知己に誘われ犀川上流へ。熊走の先にある上寺津の発電所から渓流に下りる。それが朝8時過ぎ。 まったくの素人に優しく手解きするK太氏に大感謝しながら針を下ろすこと何回だろうか。坊主だったのだけど、すっかり楽しむことができた。爽やかな渓流の…

古の金沢を想い走る(辰巳用水遊歩道から末町、4月17日)

まだまだ天候が良いので、櫻を見ながら走る。 自宅=>小立野=>辰巳用水遊歩道=>末町=>犀川小学校 往復12km。4日で累計45km。

卯辰山の櫻(4月16日)

今年の櫻は、朝夕の冷え込みもあって、とても長い。多分、黄金週間の入り口まで続くのではないか。卯辰山の櫻は市内よりも遅れて咲くので、ちょうど良い塩梅だった。  

まだまだ櫻がいっぱい(4月15日)

つい今しがた気がついたことがある。櫻に気持ちを持っていかれてから、時間の早さが急に緩和され、金沢があたかも東南アジアの片隅のように、ゆっくりとした姿態のなかにある、と思えるようになってきた。

工藤和彦 うつわ展@花のアトリエこすもす

古来、日本人の感性の中で動植物とヒトとの垣根は随分と低く、森羅万象のなかで、ともに静物としての有り様が認識されているという。だから植物にしても、ヒトと同等の存在として扱われていて、だから、ハナ:花:鼻、メ:芽:眼、ハ: 葉:葉、ミ:実:身な…

肌寒い金沢・まだまだ映える櫻花

昨日は犀川河畔での花見。柿畠のイタルさん、お世話になりました。 二次会まで呑んで、すっかり花の季節はお仕舞い、の積もりで居た。 今朝、いつものようにレコード盤に針を下ろし、カーテンを開けた。 レコード・プレヤーのアームの向こうに、未だ勢いの良…

工藤和彦さんの器(工藤和彦 うつわ展@花のアトリエこすもす)

今年も工藤さんが金沢にやってきた。昨夜は笠舞のおでん屋で一献。温暖な西湘出身なのに、旭川で器を作っている、という方。偏西風に乗って飛来し、長年にわたって積もったオルドス由来の黄土でできた器。幾重にも濃淡が重なった色合いを見ているだけでも楽…

橋のある光景(もう少しだけ櫻のこと)

櫻橋のあたり

音楽のことは暫し忘れて

めぐみ幼稚園の園庭 

月夜の櫻、を見た

金沢に来て、4年半が経った。はじめての冬が過ぎて、はじめての春、長い櫻の時候に驚いたものだ。それに加えて夜の寒さにも。それから5回目の櫻を迎えた。 ふっとしたことから、近所のS君達と夜櫻。少しだけビールと日本酒を持って。綺麗な月夜。おまけに…

冬と春の狭間に咲きはじめた櫻

寒い。時折、雪すら舞う。4月のはじめは、いつもそうだ。鎌倉に居たときに感じた、包み込むような温み、のようなものはない。 寒さを突きつけられるような厳しさの中で、花が咲く。そんなことを新鮮に感じたのは、もう4年も前のこと。早いものだ。 金沢の…