金沢百万石ロードレース(ハーフ):初レースに出場


 金沢百万石ロードレース(ハーフ)に出た。これが初レース。長距離を走る楽しみを、山登りや自転車と似たような「ツーリング」感覚に求めているので、元来、レースには興味がない。そうなのだけど、きっかけがあってエントリー。

 コースは兼六園の上、小立野の端にある本多の森公園から犀川上流に向かって上辰巳まで。一方的な登りと一方的な下り。標高差は約100m。

 結果は1時間45分7秒/21km。平均5分/kmで走ったことになる。登り5分10〜20秒/km、下り4分40秒〜50秒くらいを意識して、GPS時計をチェックしながら飛ばし過ぎず・遅すぎずで走ったので、完全にその枠内。余裕を残した感じだけど、これより早く走れなくて、まだ数kmは走れるような感じ。ただ単調な登りと下りなので、飽きてくるキライはあったが。

 面白いのは普段のペースより明らかに早めで、歩道よりも凹凸がなく整備された路上を走る有利さに加え、明らかに奮い立った何かアドレナリンのようなものを感じた。確かに、その意味では大変面白く、普段では楽しめないスピードを体験できたような気がする。もっとも遅い、と云ってよい速度なので、大したことないのだけど。

 出発点、スタートから5km地点、そしてゴールで友人が声援を送ってくれ、とても嬉しかった。元気がでるものだね。本当にありがとう。

 秋晴れの中、たまにはレースに出てみるのも悪くないと思った。

 それにしても1週間の間に、インドへの出張、タイ経由の二晩夜行便、仙台出張という過密スケジュールだったのだけど、何とか走ることができてよかった。誘われることがなければ、絶対エントリーしなかったスケジュール。でも案外元気に走ることができて正直ホッとした。