金沢市民マラソン(10km)肌寒い晩秋の金沢を駆けた


 肌寒い晩秋の金沢を駆けた。

 前にも書いたのだけど、レース志向は全くなくて、のんびり景色を見ながら長距離を走る事が好きだから。今回は職場の若者を誘ってのレース。普段、運動しなきゃだめだよ、って偉そうに云っているので、その実践となった。走っている奴とか空手をやっている奴とかが応じた。そんな訳で、のんびりが好きなんだよ、って云っている場合じゃなくなった。2回目のレースで10km。前回のハーフ・マラソンでは5分/kmで駆けることができたので、10kmはもう少し早ければいいなあ、と思った。でも45分、4分30秒/kmは無理だよね。そんなわけで、45分から50分の真ん中あたりが曖昧な目標。

 金沢は河岸段丘の街。ハーフマラソンのときは犀川に沿って競り上がる段丘を登って行くようなコースだった。今回は犀川を横断するので、河岸段丘を串刺し。下菊橋を底として、寺町からの下り、石引への登りが厳しい。そして兼六園横の下り。最後には再び南端の河岸段丘である寺町台地を登る。

 意識は平均4分50秒/km。48分代になるよね。だから登りは5分〜5分10秒/km、下りは4分30秒〜40秒/km。それを目安に1kmごとに5分/kmからの貯金を貯める。結果的には概ねそのような流れ。下りはもう少し早く走れたので、47分30秒/10kmが今回の結果。犀川大橋を渡ってから有松までが随分遠く感じたのが、寂しい感覚。途中、先行していた若者を追い越して、ホッとしたけど。

 このタイムは独りで犀川沿いを走ったときに出したことがあるので、レースの昂奮効果を考えると物足りない。まあ、その頃から体重が増えたので仕方ないのだけど。体型は気にならないのだけど、ランニングとか山登りで足が鈍っているので、目方を減らしたいと思ったレースだった。先週の山登りも写真が言い訳の鈍足だったしね。