2013-03-17 暁のころ 日々の光景 寝床のなかでゆっくりと意識が戻ってきた。酒を呑んだあとは、いつもそうだ。もっと寝ていたいのだけど、枕元が茜色になりはじめると、何となくそわそわして眼が覚める。 晴天が続いたので、山並みは茜色に染まった霞の向こう。そんな暁のころ、はっきりと覚醒させないで、春眠をむさぼりたい。