2019-10-09 蒼い 日々の光景 夜半前に帰った。雨は止み、雲から月が出ていた、筈だった。 酷く疲れていて、すぐ床に入ったのだが、バタバタという激しい音が高まっていた。 何事だろうと思ったら、強い雨が窓を打っていた。 そんな夜から明けると、嘘みたいな蒼い空が広がっていた。 秋が深まるも何も、晩秋の空気だった。