2月というのに、厳冬期と思えない柔らかい風が吹く1日だった。 山から帰って、仕事に出かけるまでの間、レコードを聴いていた。 気がつくと茜色に包まれていた。一瞬の出来事だった。 すぐに闇に包まれている自分に気がついた。
病んでいた、わけではないのだけど、病んでいる、状態に歩み寄っている感覚はあった。外に出る気持になれないし、なにか気持のどこかが鎖をつながれた、ような重さ。だから正月に何回か走った後は、仕事で呑む以外はあまり外出していない。勿論、多忙である…
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