2月というのに


2月というのに、厳冬期と思えない柔らかい風が吹く1日だった。

山から帰って、仕事に出かけるまでの間、レコードを聴いていた。

気がつくと茜色に包まれていた。一瞬の出来事だった。

すぐに闇に包まれている自分に気がついた。