時々刻々、残照が背景に吸い込まれていく。眼を離せない。

日没後の残照を楽しんだ。犀奥の峰が黒々している。

とりあえずの一杯なんて言葉はあるが、 とりあえずの一軒。接客猫触れず。

日中、30℃を越えたが、空は秋。釣瓶落としの如く、闇が迫り来る。

産業地帯に停滞の陰り、を感じる。

昭和感満点だなあ。 鈍行に乗って都落ち。

暑い

子供達がいない楽園、に着いた。

何時間も列車に乗って、大きな街に降り立った。 そもそも人酔いが酷くて、田舎に籠もった筈なのだけど。 仕事であっても、何時も苦痛だなあ、と思う。

冴えない天気が続く。底引き網が解禁の街を後に。 泊行きの列車に乗りたくなるが、反対方向へ。 鈍行で、大阪発長野行き、なんて走っていたのは半世紀前だなあ、しみじみ。 直江津でみた蒸気機関車とともに、記憶の奥底に沈殿している。停車場に来ると、そん…

久しぶりに呑みに出た。 毎日の早朝筋トレで疲れて、呑みに行く元気が出なかった、のだ。 今日のツマミはコレ。調理中の臭いを我慢すると、実に赤ワインと合うので驚いた。

気がつくと、移り住んで満10年を越えて、11年目に入った。8月の最後の週だったように思う。良い魚が多い筈の土地に来たのだが、店にはさっぱり。不思議に思ったら、数日で地引き網解禁、ハタハタなど太平洋側では平素見かけない魚で溢れて、驚いた記憶がある…