2017-01-01から1年間の記事一覧

夜の21世紀美術館

もっきりやへのライヴの途上、21世紀美術館を通る。 夜、じっと眺めていると、ふわっと飛び上がりそうに見えるのは、気のせいだろうか。 いや、見ている自分が浮かんでいるような錯覚に陥る、ような。 少し異なった時間や空間が、流体が如く流れている。

モノクロームの記憶

大日岳から立山・室堂へ:下りのない登山 (DAY2-2:雷鳥平から室堂まで)

晴天のなか稜線を進み、昼頃には雷鳥平へ。天が広々として、まさに天蓋の下に居るようだ。随分前にマウナ・ケアに登ったとき(2007年に天文台を見学)、非現実的な宇宙に連接したような空の蒼に驚いたが、ほんの少しだけそんな気分。 そのうちに午後の雲が沸…

大日岳から立山・室堂へ:晴天の稜線を歩く(DAY2-2:新室堂乗越まで)

行路もさほど長くなく、晴天。休憩、写真撮影ばかりの、のんびり山行。たっぷりと絶景の稜線歩き。狙った通りで、実に楽しかった。 久々に北アルプスの稜線歩きを楽しんだ。 大日岳と大日小屋 稜線から見る剱。刻々と姿を変える。 稜線の登山路 立山カルデラ…

大日岳から立山・室堂へ:夜明けの頃(DAY2-1)

今回の山は天候に恵まれた。大日小屋から剱は西側なので、夕暮れは美しいが、朝は影。それでも時々刻々と変わる彩りを眺めるのは楽しい。随分と長い時間、小屋の外で空を見ていた。 剱 白山 白山の上には、まだ月が高く 日が昇ったあとの白山 富山湾

大日岳から立山・室堂へ:眺望の稜線に(DAY1)

いささか前になるが、10月8日から9日に大日岳から立山・室堂へ縦走した。知らなかったが大日小屋の最終営業日で、うまいタイミングであった。絶好の天気と楽しいメンバーに恵まれ、楽しい山行となった。 大日には残雪期に来たことがあって、それも楽しい山だ…

金沢マラソン2017:小雨のなか絶好のマラソン日和だったが

小雨のなか絶好のマラソン日和だったが、昨年から2分早くなっただけだ。ほぼ停滞、ということだろう。あまり汗をかかず、消耗しなかったので、エイドに寄る頻度は半分以下だったのだけど。帰宅して体重計に乗ると、体重があまり減っていないことに驚いた。…

様々な別れのカタチ

今年はそんな年だ。 夏頃に尊敬する先達が他界された。もう数年前から癌。両親より少し下の世代で戦後すぐに小学校に入るくらい、70代後半であった。だから癌の進行は、治療の甲斐もあり、極めて緩慢。最期は自宅でゆっくりと眠りに入られた。 2年前の春に…

眼鏡のこと

眼鏡を変えた。何年ぶりだろうか。免許証の更新が年末にあり、視力に自信がなかったのだ。 検査をすると意外なことに近視は進んでいなかった。扱いが手荒なのか、レンズの表面処理が劣化していて、それが良くなかったようだ。夜間の視力にも不安があったので…

気温が急降下のときに

台風一過、気温が急降下している。早朝、10℃を切った。一気に冬が迫る感触。白山は冠雪したようだ。 体がついていかない。寒い。こわばる感じがする。外食も続いたので、昨夜は独り鍋。食品スーパーの店頭も、ネギ、大根、白菜、キノコと冬の彩り。それらに…

金沢中央美食街で一杯

昭和が色濃く残る「金沢中央美食街」の寿司屋を借り切って一杯。もと青線の新天地の裏手のバラック、その風情たるや満点。 狭い店内なので、友人達で気兼ねなく呑むのは愉しい。そのあと、やきとり横町経由でガルボ。かなり深酔い(またか)してしまった。

決して語りたい訳ではないのだけど(片町・ガルボ、柿木畠・更級藤井)

彼が世を去って一週間以上経った。早いものだ。廃れかけのFBがにわかに賑やかになり、哀しみの便りが続く日々だったが、それも静まっている。普段に戻っていく。 ボクは哀しい、というよりは、あたりまえにあったものが、急になくなったような、そんな感覚。…

10月9日の夜

連休を利用した登山の企画・引率(?)役だったので、通夜・告別式は失礼した。不思議なタイミングで弔問へ行く途中の友人にピックアップしてもらうことができ、通夜前日のお別れができた。(連れて行ってくれた、Kさんに感謝します) 昨夜、通夜の後に開い…

雨上がり、の光景、そして逝ってしまった彼へ

冷たい雨があがった。犀奥の遠くの峰から雲が沸き上がる。冬が駆け寄ってくる瞬間を見ている。 彼がこの世を去ったことは、とても寂しいことではあるが、49日間は、酒も呑めないオンボロになった体から自由になって、高いところからウヒョーとこんな景色を眺…

さようなら、そして、本当にありがとう

突然の連絡だった。 記憶では2010年2月頃から随分と行ったように思う。 金沢・泉野に住みはじめてから半年んばかり後のこと。 喪失感よりは、見えない皮膜の向こうが、何か違う世界に変わったような感覚がある。 さようなら、そして、本当にありがとう。

犀川源流域の山

ハーフマラソンに出るので、暗いうちに起床し、体調を整える。次第に夜明け。 黎明の頃の山並みは美しい。いつも犀川源流域にある犀奥の山を眺めている。 大門山。金沢と富山県側との境界上であるが、通常の登山ルートだと五箇山からブナオ峠。 犀川ダム下の…

金沢百万石ロードレース(ハーフマラソン):走力復活に手応え、でも

今月は「走る月」。はじめのハーフマラソン、おしまいのフルマラソン。いずれも金沢市内。朝方は気温も低め、素晴らしい秋晴れで、今年も良い日和になった。 先週、リレーマラソンで走った効果か、少し走力が上がった「気分」になっている。 そんなこともあ…

9月30日の夕暮れ

9月30日の夕暮れに南の空を眺める。遠くに見える犀奥の峰が一気に遠ざかる。あの峰の下を流れる川を、竿を持って歩いたのが随分前のように思える。そうやって冷たい風に吹かれているうちに、夕闇に包まれた。逢魔の頃だ。

渓流シーズン最後の日

9月30日は特別な日で、そう渓流釣りが翌日から禁漁になるから。 シーズンを閉めるにはどんな場所が良いか、少し考えてしまう。昨年もそうだったが、水が綺麗な場所でゆっくり釣りたいと思った。で、大きなダムの上流へ、K太師匠と向かった。 ボクは源流に…

300万PV越え

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今朝になって300万PV越えが分かった。 といっても、すでに更新を停止したgooのアクセス数が圧倒的で、 2,779,148 PV このHatenaでは222,098PV。合計で3,001,246PVである。 現在もgooは1000〜1500PV/dayをカウントし、hatenaは500〜600PV/dayをカウントしてい…

リレーマラソンの後

9月はようやく累積100kmとなりそう。久々。まだまだ足りないのだけど、気分は盛り上がっている。リレーマラソンで1.5km走を5回行った効果、がテキメンに出ていて、心肺能力が上がっている(本当か?)。 10月はじめに百万石ロードレース(ハーフ)、10月お…

リレーマラソン

地元のTV局が主催するリレーマラソンに職場で出た。交代しながら約1.5kmの周回コースを走る。で、28周でフルマラソンの距離。6人でチームを編成したので、5周走ることに(Garminでの記録は4周)。 1.5km全力で走って30分くらい休む、を繰り返す。普段は10…

渓流シーズンのお仕舞い

9月末で禁漁になる。ということもあって、金曜夜には東京から来られたSさんを囲んだ宴会で、乗りに乗って2時くらいまで呑んでいたのだけど、随分遅い時間から竿を持って手取川の支流へ。 時間も余りないので、小さな枝沢に潜り込んで遡行してみた。小さな…

黎明の頃(9/22)

夏になると秋への入り口を感じ、秋になると冬への入り口を感じる黎明の頃。 淡色に彩られた雲がたなびく、そんな光景が僅かな時間、眼前に広がる。 東の空 南の空 南西の空

渓流もお仕舞いへ

近所の小さな源流へ出かけた。台風後の増水が、一日経っても残っている。あまり奥まで行けなかったので、小さなアタリだけ。 仕方が無いので、少しだけ下流側へ降りてみる。木陰の綺麗な場所があって、木漏れ日で川面が光っている。そんな場所には魚が付きや…

「金沢おどり」から「粉」

数日前、J君(他のヒトからは何故かAJと呼ばれている)から連絡があり、金沢おどりに誘われた。行ったことがないので、まあいいかと乗る。場所は邦楽ホール。 何も考えずに行ったが、まず邦楽の面白さを認識。ノリ、がいいのだ。踊りでは、冒頭の「北斎えが…

台風一過、とは

金沢では、あまり台風を意識することがない。昨夜は北陸上空を通過したが(北朝鮮のミサイルより高度は随分低い)、酔っ払って寝ているうちに通過してしまった。白山を最高嶺とする山に守られている、のだろう。 その代わりだろうか、台風一過、とはいかない…

富山・総曲輪::市電のある街

今日は仕事で出張。気温は低いが蒸している。戦争で焼けたので、路が広く、それが疎な街の印象を強くしている。しかし、一歩路地に入ると、少し濃い昭和の空気が流れている。そんな市電のある街を少しだけ歩いた。

紀尾井町から皇居・内堀通り

紀尾井町 新宿通り、もうすぐ半蔵門 半蔵門のあたり 丸の内方面 靖国神社 千鳥が淵から東京タワーを臨む インド大使館 半蔵門

皇居を走る

今回はレコード屋にも、馴染みのバーにも寄れなかった。 ということで、走ることだけは、なのだ。曇天で小雨も混じる中、10km走った。北の丸周辺には初めて走り込んだが、九段下から千鳥が淵まで、近代日本の霊場なんだと知った。確かに、少し空気が重いよう…